自動車保険とは？
自動車保険は、法律により自動車を所有・使用する人は強制加入となっている「自賠責保険（自動車損害賠償責任保険）」と、加入・不加入は自由である「任意保険」に分類されます。
一般に、任意保険のことを自動車保険と呼んでいます。
自賠責保険は人身事故のみが対象であり、死亡では最高3,000万円、後遺障害でも最高4,000万円までしか補償されません。しかし、裁判では億単位という高額の損害賠償を命じられるケースが増えています。
自動車保険の対人賠償保険を無制限に設定することで、高額賠償に対応することが可能です。
また、自動車保険では、自賠責保険ではカバーされない対物賠償保険や自損事故保険、車両保険の補償を受けることができます。
自賠責保険の補償に上乗せする意味で、自動車保険へ加入することをお勧めします。
自動車保険のチェック
自動車保険の補償内容と設定額の再確認
自動車保険とは、万一の事故によって負うことになる高額な賠償金や、自分がケガなどの被害にあった場合の補償など、各種の補償が組み合わさっています。
それぞれの補償内容を理解し、過不足のない補償を選ぶことが大切です。
等級は引継ぎできる
自動車保険業界では、割引や割増を表す基準として「等級」があります。
「等級」は、通常１から２０まで区分があり数字が大きくなると割引率も上がり保険料が安くなります。
１年間無事故だと、翌年には１等級上がるので、無事故を続けると、保険料は安くなるのです。
※保険会社によって内容が異なりますので、詳しくは各社重要事項説明書等でご確認下さい。
等級は、保険会社が変わってもそのまま引継ぎができるので、 毎年条件にあった会社の自動車保険に選びなおしても、無事故を続けると、保険料は安くなっていきます。
保険料を安くするポイント
運転時の補償範囲の「条件」を限定する事により、保険料を安く抑えることができます。
保険料を安く抑える「条件」とは
・年齢 …運転者の年齢を絞り込むほど安くなります。
・走行距離 …年間の走行距離が短めだと安くなります。
・使用目的等…使用目的が「日常・レジャー」の場合。
保険会社によって内容が異なりますので、詳しくは各社お見積結果をご参照ください。
一括見積りサービスの利点
簡単な入力で各損保の詳しい資料や見積りなどを一斉に入手する事ができます。
ドライバー側の環境や条件により最適な補償は変わりますので、同じ内容で見積りが取れる
点がポイントです。
つまり、ご自分の条件の場合はどの損保が安いのか沢山の会社から
絞る事が可能です。
満期日まで時間が無い方はオンライン契約のご利用が便利です。
運転者限定で保険料を割安に！
補償の対象とする運転者の範囲を限定することで、保険料が割引になります。
運転者限定の主なタイプ
運転者本人限定 ご自身しか運転しない場合に。
夫婦限定 運転者の範囲は、「運転者本人＋配偶者」です。
家族限定 ご家族の範囲とは、「同居の親族＋別居の未婚の子」です。
（年齢条件）運転者の年齢を絞り込むほど保険料が割引に。
補償の対象とする運転者の年齢を制限することで、保険料が割引になります。
運転される最も若い方の年齢を基準に、以下の年齢区分の中から選びます。
運転される方が３０歳以上の方ばかりなら、「３０歳未満不担保」を選ばれると、
一番保険料は安くなります。
年齢区分は保険会社によって異なりますが、一般的な区分は以下の通りです。
保険料が安くなる順番
（1） ３０歳未満不担保（＝３０歳以上の運転者のみ補償） ←最も安くなる
（2） ２６歳未満不担保（＝２６歳以上の運転者のみ補償）
（3） ２１歳未満不担保（＝２１歳以上の運転者のみ補償）
（4） 全年齢担保（＝すべての年齢の運転者が補償）
※限定した以外の人が運転をして事故を起こした場合、補償されませんので、ご注意ください。
家族限定（子ども追加）特約
息子、娘さんが免許を取得して自宅の車を運転する場合、子どもの年齢にあわせて 「運転者の年齢条件」を変更すると、保険料が高くなります。
そんなときに「子ども追加特約」や「家族限定特約」をつけると、年齢条件を変更するよりも、保険料を安く抑えることができます。
子ども追加特約
この特約を付けると、子どもの事故も補償できます。
年齢によって保険料が異なる場合があります。
家族限定
ご家族の範囲とは、「同居の親族＋別居の未婚の子」です。
結婚して、既に家を出ているお子さんの場合は、特約の対象外です。
※ 保険会社によって、取扱いがない場合もあります。
走行距離が少ないならリスク細分型
リスク細分型の自動車保険には、走行距離によって保険料割引をしている商品もあります。
利用頻度や走行距離が少ない車の方が、リスク細分型の自動車保険を選ぶことで、保険料の節約ができます。
自動車保険の保険料は、主に以下のような条件の組合せによって決まります。
自動車保険の保険料の決まり方
車の「使用用途」や「車種」、「安全装備などによる割引」、「年間走行距離」、運転者の「年齢条件」、「ゴールド免許による割引」「等級」、「居住地域」、「各種特約の有無」 など・・・
リスク細分型の自動車保険とは、リスク（事故にあう予想確率）によって細かく分類して保険料を算出する保険商品です。
リスクが少ないご契約者の保険料は安くなるというメリットがあります。
日頃から安全運転を心がけ、リスクが少ないドライバーに分類されることが、最終的に保険料節約になります。
※ 保険会社によって内容が異なりますので、詳しくは各社お見積結果をご参照下さい。
車が２台以上ある場合
セカンドカー割引（複数所有新規割引）があります。
セカンドカー割引（複数所有新規割引）
新規で自動車保険に加入すると、等級は「6等級」からのスタートになりますが、「セカンドカー割引」が適用されると、「7等級」から始めることができるため、その分保険料も割引されます。
セカンドカー割引の適用条件（複数所有新規割引）
セカンドカー割引は、1台目（現在）の保険契約が11等級以上の方で、「お車の所有者」と「主な運転者」が同一の個人であること、などの条件となります。
等級について
自動車保険業界では、割引や割増を表す基準として「等級」があります。「等級」は、通常１から２０まで区分があり、数字が大きくなると割引率も上がり、保険料が安くなります。
１年間無事故だと、翌年には１等級上がるので、無事故を続けると、保険料が安くなります。
複数所有自動車割引
ひとつの保険会社に、２台以上のお車を契約した場合に適用されます。
お車の所有者と契約者が同じであれば、2台目以降の保険料が割り引かれます。
どちらの割引も保険会社により取扱いが無い場合や取扱範囲が異なる場合があります。
※詳細はご契約時に保険会社にご確認ください。
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